2025年10月29日 公開

福岡県弁護士会にて、弁護士向けに、中小M&Aガイドラインの概要と弁護士の役割について講演いたしました。

2025年10月28日、当事務所の代表弁護士鬼塚達也は、福岡県弁護士会が主催する弁護士向けの専門研修会に講師として登壇いたしました。

講演テーマは「中小M&Aガイドライン(第3版)の概要と弁護士の役割」。
近年、事業承継の重要な選択肢として中小企業のM&Aが増加する一方、仲介プロセスの不透明さや契約後のトラブルといった課題も明らかになってきました 。こうした状況を受け、2024年8月に改訂された中小M&Aガイドライン(第3版)について、その重要な変更点と、専門家である弁護士が実務上どのように対応すべきか、具体的なポイントを解説いたしました。

このガイドラインにおいては、M&A専門業者の説明義務の強化 、利益相反行為の禁止、経営者保証解除に向けた対応 、最終契約におけるリスク管理など、弁護士が深く関与すべき事項がより明確化されています。

今回の研修では、これらの改訂点を踏まえ、弁護士が依頼者である中小企業の皆様の利益を守り、M&Aを成功に導くために不可欠な法的視点や実務対応について、お話しさせていただきました。

当事務所は、中小M&Aに関する最新の法務動向と深い知見を有しております。事業承継やM&Aをご検討中の経営者の皆様に、最善のリーガルサービスを提供してまいります。どうぞお気軽に当事務所までご相談ください。

今後とも、鬼塚法律事務所をどうぞよろしくお願い申し上げます。